ひとりごと 〜 無理をしないということ 〜
身体の声を聞くってどう言う事?
どうすれば聞けるの?
身体の声を聞くって本当は簡単ですけど、少し練習が必要です。
なぜ練習が必要かというと、私たちが今まで「 正解 」だと思っていた事と反対の事をしたり、「 常識 」だと思っていた事を「 そうではない 」と見直したりするからです。
私はかつて仕事に追われて、朝から夜中までずっと仕事をしていました。
もともと、仕事が好きですし、体力もある方でした。
だから無理が出来るし、無理をしても頑張っている自分が好きでした。
でも、無理って「 道理が通らないこと、外れてしまうこと 」です。
道理って、「 ものごとが進む道筋、ことわり 」の事です。
だったら、「 無理をしている 」ってことは、本来の自然な状態から外れてしまっている状態っということです。
頑張る = 無理をするのではなく、
自然な状態から外れる = 無理をする
という事だと思います。
身体が休みたいサインを出しているのに、明日の準備、部屋の掃除、洗濯、家事、育児、介護…。
自分以外の人のために一生懸命な私たちは、身体が休みたいサインを出しても、どうにか無理をさせて動きます。
人は多少の無理が出来てしまいますし、環境の変化にもすぐ慣れるように出来ています。
それは、生存するために必要な能力でした。
この能力は人が繁栄できた大きな理由のひとつでしょう。
ですが、それは無理をさせるために本来使われる能力ではなかったのです。
風邪をひけば動けなくなるからと、薬を飲んで無理に動きます。
今日は何もしないで休みたいと思っていても、平日は仕事だから家事を休みの間にして片付けてしまいたいと思い無理をして動きます。
積み重なった無理はいつか、大きな歪みとなっていき、身体と心は不安定になります。
不安定だから不安になるし、心配になる。
心配になるから、どうにかしなきゃと動く。
動いても、動いても変わらない状況に、いつしか心と身体は疲弊する。
疲弊した心と身体は、横たわる以外出来なくなってしまいます。
じゃあ、どうすれば良かったのか?
休みたいって言ってる自分の身体を休ませたら、よかったんじゃないかと思います。
風邪をひいているのなら、風邪の好きにさせて、安静に休んでいればいいんです。
私たちが本来の持っている、自分で治そうとする力、自分で正そうとする力を信じてあげればよかっただけです。
自分自身の力を信じられずに、動と静のバランスを崩すから歪みが生じるのだと私は思っています。
でも実際に実践するのは、難しいですよね…。
私自身もそうでしたし、今もまだまだ実践出来ない時もあります。
だって、自分が休めば困る人がいる事がわかっていますからね。
生活がありますからね…。
いろんな理由をつけて、無理を正当化し
てしまいます。
その理由こそが、私たちがとらわれている、「 常識 」だったり「 道徳 」「 正しさ 」だったりします。
無理をするのも1つの選択です。
休むことも1つの選択です。
どちらの選択をするかは、いつだって自由です。
でもハードに動いていた人にとって、休むという選択はすごく難しく恐怖さえも伴う事があるということを、知っています。
だから、少しづつでいいのです。
「 無理 」に休もうとしなくてもいい。
「 無理 」に動かなくてもいい。
自分の身体と心に委ねて過ごしてみる練習をすればいいのです。
私にはその練習のツールが、ヨガであったりボディートリートメントだっただけです。
人それぞれ、違うものでみつけることもあるでしょう。
それもまた、1つの選択です。
自分の身体の声が何を伝えたがっているのかを、聞いてあげられるのは自分以外には居ないことを忘れないでいてあげてください。
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